ハザードマップ手引改定 [ハザードマップ]
河川の氾濫による浸水被害の想定を示した「ハザードマップ」を市町村が作る際の手引が改定されます。指定された避難場所に行かなくても、住宅の2階で安全が確保できる区域を新たに明示することなどが柱になるようです。3月に新しい手引を完成させる方針です。
現在の手引は、浸水の深さを5段階に区切っています。国交省が8日の有識者会議で示した新たな手引きに盛り込む項目では、浸水区分のうち2メートル以上5メートル未満を2つに分けて計6段階とし、2メートル以上3メートル未満の区域は、多くの住宅で2階の床面の高さが③メートルであることから自宅避難ができるとしています。